□第二の故郷・日本のみなさまへ

楊秀峰宮廷気功養生院代表
楊 秀峰
長寿と健康ーー古来これを望まなかった人はいないでしょう。そのために人間は医学の著しい発達を実現させました。
しかし、世界屈指の長寿国日本においても、安定した強健な心身の状態を保っている方はとても少ないように思われます。仕事や人間関係のストレスに打ちのめされ、不幸にして心身のバランスを崩して専門家による治療を受けることになればなったで、副作用や高額の医療費などから身体的、経済的な圧力を受けることはしばしばで、安寧の日々はなかなか訪れません。
このような時代にこそ古人の智恵の結晶である気功、薬膳、推拿などの養生法がより生きると、私はますます痛感するようになりました。毎日の養生こそが、病を遠ざけ前向きに生きる心身を支える力となるのではないでしょうか。私が来日して気功教室を開設してからすでに30年ほど経ちましたが、その間、祖母や多くの師から教えられた養生法をご指導することによって、少なからぬ方々のお役に立つことができました。病院の治療と気功や薬膳をうまく組み合わせて見事に病気を抑え込んだ方、結婚から十数年してついに可愛い赤ちゃんを授かった方等々……これらの方々の喜びは、また私の喜びでもありました。私が第二の故郷と考える日本のみなさまが充実した人生を送られるよう、ますます力を尽くしていきたいと思います。
〔楊秀峰(よう・しゅうほう)略歴〕
中国・北京市出身。幼少時より、清朝の宮廷に伝えられた宮廷21式呼吸法を祖母から一子相伝で継承する。長じて各派の功法を習得。北京中医学院(現・北京中医薬大学)で中医学を修め、北京市内の病院に勤務の後、1988年に来日、気功の指導を始める。また、帯津良一医師と共に出演したNHK教育テレビ「気功専科」で宮廷21式の実技指導を行い、好評を博す。94年、東京・日暮里に楊秀峰気功教室を開設。2006年、気功教室を四谷に移転し、楊秀峰宮廷気功養生院と改称。帯津三敬病院他の医療機関、多くのカルチャーセンター、スポーツクラブ、各種団体等でも指導。
〔著書等〕
「中国秘伝 よく効く『食べ合わせ』の極意」(文春文庫・文春ウェブ文庫)
「宮廷養生法」(共著者・帯津良一、サンガ)
「中国宮廷気功」(共著者・帯津良一、樹峰)
「もっとキレイになる『気』の超美容法」(講談社)
「すぐ、きれいになる『食べ合わせ』ハンドブック」(講談社)
「やせる健美・減肥気功」(共著者・菅原はるみ、扶桑社)
「宮廷二十一式気功法」(共著者・帯津良一、ごま書房)
「健康になる気功~宮廷21式呼吸法~」(ポニーキャニオン)
「家庭でできる推拿法(前・後)」(キングレコード)
「やせる健美・減肥気功」(扶桑社)
「気功専科(1・2巻)――二十一式呼吸健康法(上・下)」(廣済堂出版)
世代を越えて気功の魅力を伝えたい
楊秀峰宮廷気功養生院副代表 王汀
